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樹夏實(代表作:「出雲傳奇」)于80年代末在白泉社發行的月刊雜志「LaLa」上連載的少女漫畫「天國少女(花青少年)」,故事以如羅馬假日般的邂逅──一個小國的王子流落到美國並與當地的一位女子相愛卻不能在一起為開端、講述了50多年後其孫女的愛情之路。以12卷單行本完結的本作、將會在2009年4月被改編成TV動畫在NHK電視台播放。
『花咲ける青少年』(はなさけるせいしょうねん)は白泉社の月刊少女漫画誌「LaLa」にて連載されていた樹なつみによる少女漫画。(マハティ編は1987年4 - 5月号。本編は1989年10月号 - 1994年10月号)。単行本12巻、白泉社文庫全6巻。
STORY アメリカに本拠を置く世界的大企業のバーンズワース財閥。一代でその財を築き上げた現会長ハリー・バーンズワースの一人娘である花鹿は、幼い頃に誘拐されかけたためにカリブ海にある孤島で十年あまりのあいだ世間から幽閉同然に隔離されて過ごしていたが、彼女が14歳になったある日世間に出ることを許され、自らの希望で母の母国である日本の中学に通いだす。 しかしそれから一ヶ月、突如ハリーからアメリカに呼び戻される花鹿。久しぶりに顔をあわせたハリーは花鹿に「おまえは重い宿命を背負っており、世間から隔離して育てたのも本当はその宿命のためだ」と告げる。その宿命とはなにかと問いただす花鹿に対して、ハリーはいきなり「ゲームをしないか」と持ち掛ける。 花鹿のことを生涯守ってくれる夫を、これから彼女が出会うであろう自分が選んだ3人の男のうちから選べと言い、夫が決まったその時に花鹿自身が背負っている宿命を話すというのだ。しかもその3人が誰なのかは秘密で、当の夫候補達も花鹿のことは知らないし、夫候補だということも知らせてはいないと言う。突然のことに戸惑い、そんなのお互いに気づかないかも、と不満を漏らす花鹿だが、大丈夫だと自信満々のハリーに押し切られ、渋々ながらも「夫捜しゲーム」をすることになる。 そしてハリーは、花鹿と兄妹のように育ってきた華僑財閥"倣家"の若き総帥・倣立人に対しても、花鹿が夫として誰を選ぶのか、その相手が夫として相応しいかをそばについて見届けて欲しいと、バーンズワース家から倣家へのより強固な支援を対価にして依頼をする。幼い頃から見守ってきた花鹿の夫捜しを見届けろという頼みに複雑な感情を抱きながらも、倣家の未来のためと自制してこれを引き受ける立人。 花鹿はハリーが突然言い出したこの謎の「夫捜しゲーム」を訝みつつも、本来なら忙しさゆえに年に数度しか会えない立人とこの「ゲーム」が終わるまでの間は一緒にいられることを無邪気に喜ぶ。それに対し、実の妹以上に大切に思ってきた花鹿が生涯の伴侶を選ぶのを傍で見守り続けなければならない日々に苛立つ立人だったが、この誰が選ばれた夫候補なのかが明らかでない「ゲーム」によって、ハリーから仕事上のパートナーとしての立人自身の人を見る眼を試されているのではないかとも考えた立人は、倣家の総帥として気を引き締めてこれに取り掛かる。 その後、花鹿は立人に見守られながら世界各国でそれぞれに輝くような魅力を放つ3人の男と出会い、互いに惹かれ合う。 しかしそんな夫探しゲームのさなか、花鹿の背負う宿命は早くも彼女を大きな事件へと巻き込んでいく…。
> 監督:今千秋 > シリーズ構成:池田眞美子 > キャラクターデザイン:楠本祐子 > 音響監督:高桑一 > アニメーション制作:studioぴえろ > (C)NA/NHK・総合ビジョン・ぴえろ キャスト(CAST) 花鹿・ルイーサ・陸深・バーンズワース:遠藤綾 倣 立人(ファン・リーレン):森川智之 ユージィン・アレキサンドル・ド・ヴォルカン:小野大輔 ルマティ・イヴァン・ダイ・ラギネイ:浪川大輔 カール・ローゼンタール:福山潤
登場人物 花鹿の周辺人物 花鹿・ルイーサ・陸深・バーンズワース(かじか・ルイーサ・くがみ・バーンズワース) 本作の主人公。世界的財閥・バーンズワース家の一人娘で、父親譲りのカリスマ性を持つ奔放な性格の美少女。幼い頃から十年あまりをカリブ海の孤島で世間から隔離されて育ったために色々と世間常識に欠けており、周囲をハラハラさせることも。母親は日本人で、花鹿が誘拐されかけた際に花鹿を庇って亡くなった。濃茶の髪にグレーの瞳。作品開始時14歳。 倣 立人(ファン・リーレン) 華僑の大財閥・倣家の若き総帥。幼い頃から倣家の跡取りとして英才教育を受けて育ち、バーンズワースとのパイプ作りのために子供の時に花鹿と引き合わせられた。若くして辣腕を揮うやり手の実業家。知的な美貌をもつ長身の中国人で、外面はいいがその実捻くれ者。作品開始時19歳。 寅之助・V・芳賀(とらのすけ・V・はが) 花鹿のボディガードを務める童顔の日系アメリカ人二世。ボディガードとしての腕は確かだが、素直でやや子供っぽい性格。アクの強い周囲の面々に日々気の休まらない常識人。作品開始時17歳。 花鹿の婿候補 ルマティ・イヴァン・ダイ・ラギネイ 東南アジアの小国ながら石油資源で急速な近代化を遂げたラギネイ王国の第二王子。政教が一体で、神格化されて信仰の対象になっているラギネイの王族の中でも、先祖返りとされるブルーの瞳と先代の賢王マハティ似の容貌ゆえに国民から高い人気を得ている。王子らしく倣岸不遜な振る舞いをするが、純粋で真っ直ぐな性格。夫候補の一人。作中登場時14歳。 ユージィン・アレキサンドル・ド・ヴォルカン フランスの貴族・実業家ヴォルカン家の三男。美しいプラチナブロンドと人目を惹く稀有な美貌の持ち主。魔的な魅力を放ち、泰然自若とした雰囲気だが、若干嫌味な性格をしている。その美貌から様々な女性(たまに男も)から盛んに言い寄られ、その女性同士の刃傷沙汰も。コロンビア大学在学。夫候補の一人。作中登場時19歳。 カール・ローゼンタール バーンズワース家と対立関係にあり、「アメリカの見えざる政府」とも仇名される名門財閥・ローゼンタール家の長男。ローゼンタール家の跡取りで、ハーバード大及び大学院を飛び級で卒業。仕事のできる切れ者だが、優しい性格のせいで非情になりきれない面も。金髪で理性的な容貌の青年。幼い頃のトラウマから閉所・暗所にいると発作を起こしてしまう。夫候補の一人。作中登場時20歳。 その他 ハリー・バーンズワース 花鹿の父親。自ら会社を興し、一代で世界的企業・財閥にのし上げた希代のカリスマを持つ実業家。自身の出生に重大な秘密を抱えている。 クインザ・ハフェズ ルマティに仕える切れ者の侍従。現王の次男で第二王位継承者であるルマティに王の資質を見出し、彼を王とするべくラギネイ王国に流血の革命を起こそうと画策する。
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